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西宮市障害福祉推進懇談会(12/10加筆修正)


初めて西宮市障害福祉施策推進協議会に参加しました。

「西宮市障害福祉推進計画」(素案)を元に話し合う.....という内容。

参加者約60名。6グループ(各10名程度) 司会進行+書記(行政側)

下記ダウンロード可能

さて、

畑本は第4グループ。

参加者の皆さんと、それぞれが出された意見をご紹介します。

・芦屋特別支援学校 西井氏

・総合支援センター 井脇真衣子・・・司会進行

・センター西宮 坂田氏・・・書記

・ワークホームつつじ 仁頃哲太郎氏

 「介護業界全体に人が集まりにくくなっている実感がある。」

・夢っとぴあ 中野英一氏

 「生活介護 福祉サービスが 就労移行に 送迎サービスがあれば

・西宮市難病団体連絡協議会 木村宏美氏

「医ケア問題にまったく動きがない。」

・障害者相談支援センター輪っふる 坂本 茉衣子氏

 「医ケアの問題 。北部では教育委員会ベースで通学ができている」

 「親なき後の問題について。P45民間賃貸、P67必須事業と書かれているのに住宅入居支援事業が「無」となっている。市はやる気があるのか ? 会議があるなら私自身を入れて欲しい。」

・NPO法人 LIC 佐藤真希氏 (難聴障害者自立センター)

「若い支援者(学生)が少ない。敷居が高くなっているのでは?」

・阪神パソコンネット 「AI・IoT発達により障害者の就労が厳しくなっていく。障害者の仕事が無くなっていく。」

・父母の会 / 畑本

 「素案全てに共通するテーマは人材不足。その解決方法を生み出していくことが必要」

 「ひとつの方向性として、日本ノーリフト協会の活動を紹介」

一通りの挨拶と論点整理の中で「輪っふる 坂本氏」の発言には情熱を感じた次第。

同氏の発言ポイントは2点。「医ケア通学問題」「親亡き後の住宅問題」

特に医ケア通学の事例では、北部地域で「医ケア通学」している学校がある。とのこと。

要因は市教育委員会が積極的。とのこと。不勉強な私には衝撃的な話でした。(既知でしたらすいません)

教育委員会の問題。

今の教育委員会制度だと任命後は、首長から教育委員会への指揮命令権はありません。ゆえに責任の所在が分からなくなるのです。

行政が硬直している原因は何なのか?

複雑化する事情の中、いかにシンプルに、どの部分の問題解決に焦点を定めて、どこに、どのように提言、活動していくのか?の必要性を強く感じる場でありました。

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第6グループは五味さんからです。(寄稿ありがとうございます。そのまま転記)

増田さんの「素案で気づいたこと、自己紹介を兼ねて情報提供もあればお願いします」と始まる。 ・かめのすけ・・三宅さん 自立支援協議会くらし部会   「親のアンケートが反映されていない」 「P59居宅介護から重度訪問に増加傾向である」   「P67住宅入居等支援事業H30から無はおかしいのでは?」 ・あかつき 荻野さん  「就労支援も大切だが、くらしの部分(GH)もっと補助金を」 ・にしのみやが好きやねん・・さかいさん   「GHの建築補助金が毎年1か所のみに不満 GHの数値目標を入れてほしい」 ・手をつなぐ親の会 本田さん   「親の高齢化が深刻 具体的な対策がない    地域生活拠点が詳しく書かれていない」 ・兵庫県聴覚障害の会 山本さん 西宮在住   「聴覚障碍者は情報が入りにくい(例えば防災スピーカー) 目で見えるような情報提供を希望(これは耳の聞こえが悪くなった高齢者も同じ) 自分が手話を獲得したのは大学生のとき 聴覚障害の親は声を出して話をしたり唇を読むよう教えたいと思うが、もっと小さい年齢 から手話を獲得したかった。手話が国際言語になってほしい。(学校教育に手話を取り入 れて欲しい) ・オレンジ西宮 細木さん    「山口町は市外局番も神戸で、西宮市と言ってもすこしかけ離れているので、   なるべく会合には出て情報収集しているところです」 ・ゆうあいサポート 清水さん   「就労支援をしています。セルフプランの方が一人あり」 ・アイビー 関本さん  五味からは  「西宮養護学校は医療的ケアの子増加で、全員通学できた時代から少し後退している」  「自立支援協議会のHPがあまり更新されていない」  「素案を1週間前に郵送されても見る時間があまりなく、数値目標をあげられても理解しずらい 、具体策が書かれていない」  「個人的には、医療的ケアがある重症児の保護者であるが、7月1日すなご50周年や来年2月15日 社会福祉協議会のつどい場講座のパネリストに選ばれた。 何もできない子どもだけれど、こどもの社会貢献の一つと思っている」 ・増田さん・・司会進行   「自立支援協議会HPに見直しをします」 ・行政、生活課・・   「30年ごろから西宮市も人口減少してくる    日本全体が超高齢化、世界でも経験のないレベル    高齢化で支援の必要な人が今後ますます増えてくるのに働く世代の減少    これをどうしていくか、一緒に考えてほしい」 五味の感想  増田さんと同じ班で話しやすかったです。  西宮がすきやねんの方が親の高齢化で「首しめる手前」には驚きましたが、現実には私もまさ

か 

 我が子が32才になる日が来るとは思っていなかったので(早くから医療的ケア、二十歳までい ろいろあった)それに近い心境になる自分がいることも話しました。 本田さんの息子さんはくら寿司にお勤め。多くの知的の保護者は就労をあまり考えていない。 学校でもっとそこに力入れて欲しいと。 市役所の食堂に障害者をや、バザーや市内障害者施設や作業所の地図を市役所に張るなど、 一般の方に障害者の仕事や暮らしが目に見える形で啓発できたらいいなと思いました。

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畑本個人の感想は、素案の冊子88ページ。2時間という時間..... (ほぼ自己紹介で終わり)

自己紹介と素案に対する意見なんかは、事前に済ませて資料にすれば もっと実りのある議論や

アイデア出し、情報交換になったのではなかろうか ?

今回は「父母の会」としての立場は勿論のこと「福祉機器開発メーカー」としての目線で2時間を過ごしました。国政の失敗を地方自治に転嫁された状態の中、どのように社会性と経済性の両立をはかっていくか ? 今後の方向性を定める良い機会となりました。 謝謝 !

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