理事会
4役(会長 副会長、会計、理事相談役)に加え、支援学校・普通校・卒業生・青葉園という乳児から壮年までの、それぞれの所属区分から理事を選出し会計監事で構成されています。
年に1回の総会、定期理事会を行い、区分や年齢にとらわれず、「ひとりの問題はみんなの問題」と受け止め、とりこぼされる人の無い社会を目指します。
研修会・勉強会
理事会で討議し、いろいろな形の研修会・勉強会を企画しています。会全体での研修会や勉強会、より特化した少数グループによる「医療的ケア児支援法」「ひとり暮らしについて」「ノーリフティング」など、関係の深い方々にも御協力いただき、さらにほりさげた活動をめざしています。時には障害福祉課や近隣の父母の会連合や施設、関係団体と連携して開催することもあります。
会員催し
父母の会は、世代を越えて子育ての話しをしたり、進路や医療の事情を尋ねたり、お互いの成長を喜んだり、慰労しあったり・・・現代においては、絶大な力(パワー)となっています。コロナ禍により、その意味合いを実感しています。どんなにITが進化していこうとも、直接会って話をする。これに勝るものはありません。
今後も「会う」ことの価値を最大限に発揮できる催しを考え、実行していきます。
広報活動
会員向けに 年に2回の広報誌 「父母の会だより」を発行しています。現存する第1号は昭和43年のものとなっています。インターネットは元より、広くSNSなど動画配信含めた新しい広報活動が、必要になっています。まだまだ足りていませんが、積極的な広報活動がし易い時代。若い力と共に実行していきます。
地域催しを企画
誰もがこの地域で輝いた存在でありたい、人生の主役でありたい。そのような想いを持って西宮市に住まう親自らが、受け身にならず、能動的に発信していく団体となります。費用を全額負担した映画上映会や車椅子でも出来る農業「バケツ稲」、日本酒造りなど「地域共生」とは何か? 常に自問自答しつつ、障害児者と家族から発信し、広く世間に啓発活動をしていきます。
市・関連団体連携
障害福祉課、西宮市社会福祉協会、こども部会構成団体として定期的に会議に出席しています。義務的な会議は勿論の事、未来に向けて有効と思われる事象については、自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えていきます。他者に依存するのではなく「自ら」を発信者・実行者として周りを巻き込んでいく事が大切である。と考えています。
7市1町連絡協議会
西宮市の近隣、阪神間に隣接する七市一町(西宮・尼崎・宝塚・川西・三田・芦屋・伊丹・猪名川町)の肢体不自由児者父母の会と連携、協力しあい年に4回、それぞれの市を周り、連絡会議を行っています。 他市での医療、福祉の見習うべき点、抱える問題、など、広域的な視点を踏まえての会議では1つの市だけではカバーしきれない問題を当事者達みんなで考え、相互に共有、協力する関係作りをしています。
・全国肢体不自由児者父母の会連合会
・近畿圏肢体不自由児者父母の会連合会
・兵庫県肢体不自由児者父母の会連合会
連携し地域課題・全国共通課題の解決
西宮市だけでは解決に至らないケースは、兵庫県肢体不自由児者父母の会連合会で、または近畿2府4県(近畿圏肢体不自由児者父母の会連合会として)で、課題解決に向けて協議しています。また47都道府県を統括し、国に対しての 「父母の会活動」を実行しているのは「全国肢体不自由児者父母の会連合会」です。
ノーリフティング普及活動
日本は人口減少トレンドです。2021年。日本の人口は、マイナス628,205人減少。西宮市の人口は、487,800人。低賃金の介護職が、腰痛に苦しんでいる.....介護される側も我慢している.....
これらの事実から「親」が、すべき事は何なのか? 辿り着いた答えが「ノーリフティング」普及です。